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Difyは、多様な外部データソースへの接続をサポートしています。データの安全性とアクセス制御を確保するため、各データソースごとに適切な認証設定が必要です。Difyでは主に APIキーOAuth の2つの認証方式を提供しており、安全に必要なデータへアクセス・インポートすることが可能です。

データソース認証画面へのアクセス方法

Difyでは、以下の2つの方法でデータソースの認証設定にアクセスできます。

I. ナレッジパイプラインの編集画面から

ナレッジパイプラインの編集画面で、認証が必要なデータソースノードを選択し、画面右側のパネルで 接続(Connect)をクリックします。 ナレッジパイプライン認証画面

II. 設定画面から

画面右上のアバターをクリックして 設定 を選択し、データソースに進み、認証したいデータソースを選択してください。 設定画面の認証

対応データソースと認証方式

データソースAPIキーOAuth
Notion
Jina Reader
Firecrawl
Google Drive
Dropbox
OneDrive

認証方式と設定の流れ

APIキー認証

APIキー認証は、企業向けサービスや開発者ツールに適したキーベースの認証方式です。対応サービスの管理画面などでAPIキーを生成し、Difyに登録して設定を行います。

設定手順

  1. データソースの設定画面で、該当のデータソースを選択し、右側の 設定 をクリックして APIキーを追加 を選びます。 APIキー追加
  2. ポップアップで「認証名」と「APIキー」を入力し、保存 をクリックして設定を完了します。 APIキー設定
APIキーは暗号化されて安全に保管されます。設定が成功すると「Connected」状態となり、ナレッジパイプライン内で該当データソース(例:Jina Reader)が利用可能になります。 APIキー設定完了

OAuth認証

OAuthは、パスワードを開示せず、ユーザーが第三者アプリケーションに特定サービス上のリソースへのアクセスを許可できるオープンスタンダードの認証プロトコルです。 Difyでは、OAuth認証はデフォルト設定カスタム設定の2種類を提供しています。

設定手順

  1. データソース設定画面でOAuth対応のデータソースを選択し、設定OAuthを追加 をクリックします。 OAuth追加
  2. 権限範囲を確認し、アクセスを許可 をクリックします。
    OAuth権限確認
    アクセス許可

OAuthクライアント設定

Difyでは、以下の2種類のOAuthクライアント設定方法を提供しています。 OAuthクライアント設定
  • デフォルト
  • カスタム
SaaS版でのみ利用可能な方式です。Difyが事前に設定・管理するOAuthクライアントパラメータを用い、ワンクリックでOAuth認証情報を追加できます。追加の設定は不要です。
カスタムOAuth設定手順
  1. データソース設定画面で該当データソースを選び、設定 をクリック。OAuthを追加 の右側にある 設定アイコン を選択します。 カスタムOAuth設定画面
  2. カスタム を選択し、Client IDClient Secret を入力します。保存して認証する(Save and Authorize)をクリックして、OAuth認証を完了します。 カスタムOAuth設定